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社長の自宅住所でKINTOの法人契約をやる方法

KINTO
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この記事は、KINTOの法人契約を考えているが、以下の点をクリアできるかどうか気になる方向けに作成しています。

会社の登記場所ではなく自宅の駐車場で契約したい
自宅がマンションで駐車場の承諾は管理会社に依頼しないといけない

もちろん購入する車は仕事で利用するということが大前提となります。その中には、通勤やお客様先に伺う、出張で使うなどどのような利用方法でもかまいませんが、仕事では全く使わないという体では法人契約はできません。

さて、私は会社の登記住所ではなく自宅マンションの駐車場に車を置いて利用したかったのですが、そうなると通常の契約では難しいことがわかりました。

KINTOの法人契約はあくまでも会社との契約となりますので、会社の登記上の住所で契約しないといけません。

でも、例えば通勤に使うとなると自宅と会社を往復するわけなので、通常は自宅に置いておくほうが使い勝手がいいわけです。

だったら、普通に会社で契約した車を自宅の駐車場に置けばいいではないか?ということになるのですが、私は自宅マンションの駐車場に置きたかったのです。

私のマンションでは駐車場を賃貸する場合、車の登録をする決まりとなっています。その際車検証の写しを提出しないといけません。つまり、マンションの駐車場に置く場合は、ちゃんとマンションの住所で法人契約できるようにしないといけないということです。

これをクリアさえできればKINTOは社長の自宅住所で法人契約できるということです。現に私も自宅マンションの駐車場で契約することができました。

ただ、簡単ではなかったので私がどのように契約したかを忘備録として残しておきます。

とにかく一番大変なのは車庫証明書の取得となります。これはマンションの地域を管轄している警察が発行してくれるのですが、法人の場合は本当にそこで事業が営まれているのかを確認されます。

確認の方法は、登記簿謄本などがあれば一番確実なのですが、今回はあくまでも会社の登記以外で取得を考えていたので、その手は使えず。ただし、実態としてそこで事業が行われていることを客観的に証明すればよいのです。

私は週に数日、自宅でリモートで仕事をしていますので、実態としては問題ないのですが、それを証明するために以下のことを行いました。

賃貸契約

自宅マンションの一室を会社に貸しているという賃貸契約書を作成しました。正確には仕事で使っている部屋の半分を月額5000円で会社が借りていることにしました。(この金額は会計事務所と相談して決めましたが色々な意味で適正とのことでした)

ポスト表記

マンションのポストにテプラで社名を印刷して貼りました。ただし、あまりに目立つのもあれだったので大きくない程度のシールを貼りました。警察にはポストの写真を印刷して提出しました。

郵便物

宛先が会社名で届いた郵便物も必要と思いましたので商工会議所などから届いた封筒を準備して提出しました。

これら3つの書類と、申請書を準備していざ警察に出向きました。さすがにこれで車庫証明書は問題なく取れるだろうと思いました。

ところが、警察では発行してくれませんでした(涙)

警察からは、公共料金(電気ガス水道など)の会社名宛先の請求書を提出するよう求められました。しかし、それは大変難しいので交渉をして消印がちゃんと押印されている封筒でもよい、とのことでしたので、ちょうどそのタイミングで他社から届いた請求書などの封筒を複数枚持ち込みました。

このやり方でどうにか信用されたようで車庫証明書を発行していただきました。

そして晴れて納車まで漕ぎつけることができました。

KINTOに申し込んでから納車まで10か月近くかかりました(汗)

なお、あくまでも私の場合はうまくいったというだけなので他の地区ではこれでいけるかどうかはわかりません。やろうと思ったかたは自己責任にてお願いいたします。