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フェアレディ240Z:スポーツカーの原点、Zの伝説

旧車
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フェアレディ240Zは、1970年に日産から発売され、スポーツカー市場に革命を起こしたモデルです。アメリカ市場では「ダットサン240Z」として登場し、スタイリッシュなデザインと手ごろな価格、そして高い性能が魅力で、一気に人気を博しました。この車は、日本製スポーツカーの世界的成功を象徴する存在であり、今なお世界中の愛好家に愛されています。


ロングノーズ・ショートデッキの美しさ

240Zの最大の特徴は、そのロングノーズ・ショートデッキの美しいデザイン。エレガントかつ力強いラインは、ヨーロッパのスポーツカーに匹敵しながら、独自の個性を放っています。デザインの監修をしたのは日産の松尾良彦で、彼のビジョンによって誕生したこのシルエットは、今見ても古びることなく、むしろクラシックカーとしての魅力が際立ちます。


走行性能:パワーとハンドリングの絶妙なバランス

搭載されているエンジンは、2.4リッターのL24型直列6気筒。最高出力は151馬力を発揮。この軽量なFR(後輪駆動)のボディに、絶妙な前後50:50の重量配分が合わさり、卓越したハンドリングを実現しています。これにより、ただ速いだけでなく、カーブやワインディングでも非常に安定した走りを体感できます。


カスタムの楽しみとZの進化

240Zは、カスタムのベース車両としても大人気。エンジンのチューニングやエクステリアの改造など、多くのオーナーが自分だけのZを作り上げてきました。Zのカスタム文化は、240Zから始まり、後のZシリーズにも引き継がれています。特に、レースでの成功を誇る240Zは、そのパフォーマンスの高さとともに、ファンの間で語り継がれる存在となっています。


レースと240Z

240Zは、レースの世界でもその実力を証明しました。特に、SCCA(Sports Car Club of America)レースでは、非常に高い評価を受け、アメリカのモータースポーツシーンを席巻しました。この成功により、日産のスポーツカーは世界中で認知されるようになり、Zシリーズの伝統が続いていく礎となりました。


まとめ

フェアレディ240Zは、その美しさと走行性能、そしてカスタムの自由度から、今なお多くのファンに愛され続けるスポーツカーです。この車に乗れば、誰でもその魅力を感じることができるでしょう。もし機会があれば、ぜひ一度240Zのステアリングを握って、Zカーの伝説を体感してみてください!

諸元表

項目詳細
エンジン2.4リッター L24 直列6気筒
最高出力151馬力
トランスミッション4速・5速マニュアル、3速オートマチック
駆動方式FR(後輪駆動)
全長×全幅×全高4,140mm × 1,630mm × 1,283mm
ホイールベース2,305mm
重量約1,044kg
生産年1969年〜1978年

2024/9/26の中古車平均価格と台数

年式平均価格 (JPY)台数
1973約6,500,000円4台
1974約5,933,000円3台
1975約8,705,000円2台